[た] 「Turning up 」ARASHI

  • 2019.11.11 Monday
  • 11:11

11月3日。新曲を聴いた友人からメッセージが届いた。

「世界に打って出るつもりやな。休むくせにぃ」

私も同じようなことを思っていた。

「これは世界で鳴る音だ」



数年前に世界で大ヒットしたファレル・ウィリアムス「Happy」を思い出す。

好きな音楽ジャンルや理解する言語の違いを超えて、聴く者を等しく楽しくさせる曲だ。



湿っぽさをかなぐり捨て、かといって嵐らしさは少しも無くさず、海を越えて全方向に発信された「ターニング・アップ」。

出だしの翔君の「任せとけ」と言わんばかりの歌声が頼もしく誇らしいが、それで感涙を誘う訳ではない。

なんて嬉しい裏切りだろう。



嵐が新曲を出すとは思っていなかった。

出すとしたら何かのタイアップだろうと思っていた。正直そこには期待できないでいたのに。

出しやがったな、コノヤロめ(愛)



何度でも再生しよう。

ああ、実にいい気分だ。





[そ] 「ソリッドスライダー」山下達郎

  • 2019.11.09 Saturday
  • 09:47

痺れる。なんてクールでドライ。

ただただカッコいい曲を作ろうとして、それが最大限に実現されている。



音数は厳選された少なさ。シンプルに聴こえるが、実際はとても難しそうなドラムは村上ポンタ秀一。連れ添うベースは細野晴臣。



日本の音楽教育に決定的に欠けているのは、これをカッコいいと感じる感性の育成。

クラシックの名曲を習うのと同じくらい大事だと思うんだけどな。



何も応援しない、おそらく何の共感も求めない、この曲が大好きだ。





[せ] 『セブンス&エイツ』ノスタルジア 77 オクテット

  • 2019.11.08 Friday
  • 08:38

音楽プロデューサーであるベン・ラムディンが、UKジャズシーンの注目アーティストを集めたライヴユニット、ノスタルジア 77 オクテット。



2006年。そんな情報は何も知らず、たまたま立ち寄ったCDショップの試聴機で聴く機会を得た『セブンス&エイツ』。

1曲目「Changes」が実に好みのサウンドで、丸々一曲堪能した。この時期CDを買う予算も限られていて、店を何周も回って熟考しなければ買わなかったのに、これは即手にとってカウンターに向かった。

今聴いても実にカッコいい。



ヒップホップとジャズを聴いて育ったというベン・ラムディン。

常に新しい音を作り続けているという彼の言葉が、優れたミュージシャン/クリエイターとはどんな人かを解りやすく表している。



「自分で自信を持っているのは、作品を重ねるごとに新しいアイデアや新しいサウンドを実現できているということ。

その一方で自分は赤ん坊みたいなもの。まだ他の人から学べることがあると思っている。

だから自信のある部分と、謙虚である部分、両方持っている。」



これは理想の大人の定義でもあるな。

いくつになっても憧れるだけだが。





[す] SKOOP「No Make De On The Bed」

  • 2019.11.06 Wednesday
  • 12:32

現在はSkoop On Somebodyとして活動しているSKOOP(スクープ)のデビュー曲。



1997年リリース。懐かしいサウンドに野猿(やえん)を思い出します。

一時期流行り過ぎて、今聴くと少し古く感じてしまうアレンジですが、これがデビューシングル。

注目されることを狙った、当時のトレンディな音だったのでしょう。



しかし曲自体がとてもカッコいい。そしてTAKEの歌声が、今聴いてもグルーヴが溢れています。



A〜B〜サビと流れが自然で心地好く、Bメロのアクセントも真似して口にしたくなる快楽フレーズ。そして期待通り、いや期待以上に突き抜けるサビ。

「Choo Choo TRAIN」にも負けないグッドチューンなのに、余りヒットした記憶もない。実に勿体ない。

ぜひセルフカバーで今一度世に放ってもらいたいものです。



余談ですが、元メンバーのドラマーが現在はネイバーズコンプレインのプロデューサーをしているというのが嬉しい話です。





[し] 「Show me your smile」桑名晴子

  • 2019.11.05 Tuesday
  • 08:30

桑名正博の名前を知っている人も少なくなっただろう。「セクシャル バイオレット No.1」を聞いて、ああ聞いたことあると思う人ももう少ないかもしれない。



その妹となったら更に知られていないのだろうが、桑名晴子。決して人気者だった兄の七光りではなく、とても魅力的なシンガーです。現在も弾き語りのライヴなどされているようです。



全体的に低い音程のメロディ。特にBメロは低いが、その低い声がため息をついているようで、つられて長いため息を漏らしてしまう。



若い時には「私」だけが別れ難い相手に「せめて笑ってみせて」と言っているのだと思った。

しかし幾年月生きてきて、別れも何度も経験した今同じ曲を聴くと、これは相手も「私」に「せめて笑ってみせて」と言っているのだと感じる。



どちらの理由で別れるにせよ、別れは寂しいものだし、別れの瞬間は辛く苦しいものだ。



せめて笑っていて。



私も笑ってみせるから。







[さ] 里芋を炊く

  • 2019.11.03 Sunday
  • 08:26
母の実家は農家で、秋には里芋を分けてもらっていた。

貰った里芋は先ず庭で洗う。バケツに半分ほど里芋を入れたら水を張り、2本の細い板をエックス状に打ち合わせた道具を差し込んで、それを右手左手と交互に前後させる。

摩擦でどんどん土やヒゲが取れて、何度か水を替えるとすっかり里芋は綺麗になる。



これを半日、縁側に新聞紙を敷いて広げておくと表面は乾燥して、素手で剥いても手の痒くならない里芋が出来上がる。

今はスーパーで一袋の里芋を買うくらいなので、ボールに水を張り、炊事手袋をはめた両手で乱暴に拝み洗いをしてから、ザルに上げてベランダに干している。



里芋を炊く時も下茹でなどしない。行平鍋に重ならない程度に里芋を敷き詰め、酒と味醂と醤油と少しの水を入れて火にかける。出汁も使わない。



里芋の粘り気と調味料が沸いてあぶくが立つのだが、このあぶくで炊き上げる。鍋底にくっつかないよう揺すり、あぶくが全体に纏うように転がしてやる。あぶくがなくなる頃には柔らかすぎない、しっかりと味のある煮転がしが出来上がる。



下茹でしないので煮上がっても「こちっ」とした噛み応えがあって、それが何とも美味しい。

いや、美味しかった記憶がある。



母から一つも味付けを習わなかったせいだ。手伝ってはいたので段取りはわかるのだが、味付けが再現できない。

二十歳過ぎて台所を手伝うと、いつも「味付けしてみたら」と母に言われたものだが「嫌、やらない」と従わなかった。「見てたらわかるからいいの」と絶対にしなかった。



私は母の味が食べたかった。私がそう思うのだから、父も弟も祖母もそうに違いない。

今日はなんか味が違うと指摘されるのは嫌だし、自分でそれを確認するのも嫌だった。

何より、母の味が食べられなく未来を予感するのは勘弁して欲しかった。





そして、今、見ていてわかるはずの味付けがなかなか再現できないでいる。

大好きだった里芋も自己流のイマイチな味付けで炊き上がる。



二度と味わえないものが私の秋の味覚だ。








[こ] 「コールドレター」大橋トリオ

  • 2019.11.01 Friday
  • 08:30

もし、私が海に近い場所に住んでいたとして



もし、朝夕に散歩する浜辺があるとして



もし、私の大切な人が亡くなったとして



物置から手軽な折り畳みのキャンプチェアを持ち出して、いつもの浜辺に日の入りを見に行ったとしよう。



足元に安いラジカセを置いて「コールドレター」を再生する。



黒い影になった島の向こうの、オレンジから紫のグラデーションを眺めながら、ここならば誰に見せる訳でもなく淡々と泣くことができるだろう。



二人で泣く涙は暖かいが、一人の涙は冷え冷えと頬を濡らす。



そんな時、大橋トリオの歌声は上質な毛糸で編んだケープのように、寂しくて仕方のない私の肩を柔らかく暖めてくれるだろう。








[け] ゲントウキ「誕生日」

  • 2019.10.29 Tuesday
  • 10:29

今日、何処かで産声をあげた君の一生涯が、幸せなものでありますように。



今日は君の0歳の誕生日。



おめでとう。






[く] 「くだらないの中に」星野 源

  • 2019.10.28 Monday
  • 09:16

弾き語り苦手。基本貧乏臭いじゃんね。

だけど星野源。聴き入ってしまうもんね。



「髪の毛を嗅ぎ合って、臭いねってふざけあう」

そんなこと歌詞にする?

源ちゃんはやっぱり異常だ。



聴いていると“しんみり”する。

元気なんて出ないけど、こんなものだよなと少し安心する。

人生なんて“しんみり”としたものだもの。







[き] 「きらきら武士」椎名林檎

  • 2019.10.25 Friday
  • 13:47

横浜にお集まりの、ハイセンスな皆様、であれば、きっとご存知のこのナンバー


ぜひ御一緒いただきたい


浮雲(※)ってレキシネームみたいですよね、あらかじめ



※ギター/長岡亮介  






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